何かに喜ぶ余裕がなくなっていたことに気づく

何かに喜ぶ余裕がなくなっていたことに気づく

忙しさに紛れて喜びを見失っていた

小さな成功すら「当たり前」に感じるようになった

登記が無事完了しても、心は動かない

「はい次」の感覚が、自分を追い詰める

ありがとうと言われても素直に喜べない

言葉が心に届かない日々

感謝されることすら「業務の一環」になっていた

日々のルーティンが心を麻痺させる

朝起きて、机に向かって、気づいたら夜

喜びより「終わった…」という安堵だけ

達成感ではなく、義務感が支配している

「何のためにやってるんだっけ」と立ち止まる瞬間

ふとした会話が、心を揺さぶる

事務員の「先生、顔こわいですよ?」にハッとする

人間らしい感情を取り戻すきっかけは、案外近くにある

司法書士という仕事に「慣れたふり」していた

初心を忘れていた自分への反省

昔はどんなことにも喜んでいた

「もう喜ぶことはない」と決めつけていなかったか

しがない司法書士
shindo

地方の中規模都市で、こぢんまりと司法書士事務所を営んでいます。
日々、相続登記や不動産登記、会社設立手続きなど、
誰かの人生の節目にそっと関わる仕事をしています。

世間的には「先生」と呼ばれたりしますが、現実は書類と電話とプレッシャーに追われ、あっという間に終わる日々の連続。