shindo

面倒ですねって言われたその一言が地味に効いた午後

面倒ですねって言われたその一言が地味に効いた午後 あの日の午後に言われた一言がずっと残っている 「面倒ですね」——その一言を言われたのは、平日の午後三時過ぎ。銀行との書類のやりとりを終えた後、依頼者の方に説明をしていたときのことだった。決し...

感情の波に飲まれて疲れた日

感情の波に飲まれて疲れた日 他人の気分で自分の一日が決まる理不尽さ 朝の機嫌が悪い人に会うと、こっちのやる気まで削がれる。司法書士という仕事は書類と向き合っていれば済むわけじゃない。相手の不安、怒り、焦り、時には理不尽な怒鳴り声すらも受け止...

見積もり書を書くだけで一日が終わる日

見積もり書を書くだけで一日が終わる日 見積もりに時間がかかるのは自分だけじゃないと信じたい 司法書士の仕事といえば、登記や書類作成を想像する人が多いかもしれない。でも実際のところ、「見積もり書をどう出すか」に頭を悩ませている時間の方が長かっ...

気がつけば年賀状の宛先が減っていた理由を考えていたら少し泣けてきた

気がつけば年賀状の宛先が減っていた理由を考えていたら少し泣けてきた 気がつけば年賀状の宛先が減っていた理由を考えていたら少し泣けてきた 昔はもっと多かったはずの宛名リスト 年末になると恒例の作業がある。パソコンに保存してある年賀状ソフトを開...

また一件対応したけれど心に引っかかるものがある

また一件対応したけれど心に引っかかるものがある 対応は終わったのに心が晴れない日 司法書士という仕事は、ひとつひとつの案件に終わりがあるはずなんです。登記が完了したとか、書類が整ったとか、形式上は「終わった」と言える。でも、心の中では終わっ...

報酬の話になると途端にうまく話せなくなる自分が嫌になる

報酬の話になると途端にうまく話せなくなる自分が嫌になる 報酬の話になると途端にうまく話せなくなる自分が嫌になる 報酬説明が苦手な自分を自覚した瞬間 司法書士として独立してから十数年、依頼の内容にも対応の仕方にも慣れてきたはずなのに、どうして...

もっと早く言ってくれたら助かったのにと思われる怖さ

もっと早く言ってくれたら助かったのにと思われる怖さ もっと早く言ってくれたらの一言に刺される日々 「もっと早く言ってくれたら助かったのに」――この一言ほど、心をえぐられる言葉はない。別に怒鳴られたわけでもないし、責め立てられたわけでもない。...

一人で抱えすぎた結果見えなくなったもの

一人で抱えすぎた結果見えなくなったもの 気づけば全部自分でやっていた 司法書士として独立して十数年。地方の小さな事務所で、事務員さんと二人三脚でなんとかやってきた。でも、気づけば「これも自分がやらなきゃ」「あれも後回しにできない」と、全部自...

恋愛経験がないまま司法書士になりました

恋愛経験がないまま司法書士になりました 恋愛経験がないまま司法書士になりました 恋愛と無縁のまま司法書士になった理由 恋愛経験がないまま司法書士になった、というと驚かれることもあります。でも、本人からすると、それが当たり前すぎて逆にどう話せ...

誰かにだいじょうぶって言ってほしかった夜

誰かにだいじょうぶって言ってほしかった夜 誰かにだいじょうぶって言ってほしかった夜 忙しさの中でふと立ち止まった瞬間 地方の小さな司法書士事務所。朝から晩まで書類、電話、登記、相談、そしてまた書類。終わりが見えないルーチンに追われる日々の中...

依頼人の笑顔が僕を踏みとどまらせた日

依頼人の笑顔が僕を踏みとどまらせた日 もう辞めようかと本気で思った朝 司法書士として独立して十数年。地方の片隅で小さな事務所を営んでいるが、朝目覚めて「今日こそ辞めよう」と思ったのは、正直一度や二度じゃない。その日は特にひどくて、目覚ましが...

メールのご確認くださいが来るたびに寿命が縮む気がする

メールのご確認くださいが来るたびに寿命が縮む気がする そのメールが来た瞬間に手が止まる 朝イチでスマホを開いて、一通目に「ご確認ください」の件名が目に入るだけで、一日が重くなる。まるで「地雷です」と書かれた封筒を手渡されたような気分だ。司法...

大変ですねと言われても説明しきれない大変さ

大変ですねと言われても説明しきれない大変さ 「大変ですね」のひと言で済まされる日々の重み 「司法書士って大変ですね」と言われることがある。もちろんその通りだ。でもその「大変」の意味が、どうも軽く聞こえてしまう。たとえば、終電を逃して事務所で...

仕事が生きがいになりきれない日々に思うこと

仕事が生きがいになりきれない日々に思うこと 仕事が生きがいになりきれない日々に思うこと 朝の目覚ましが憂鬱になる理由 朝、目覚ましの音が鳴ると、つい「あと5分…」と布団にしがみついてしまう。学生時代は野球部だったから、朝練で目覚ましが鳴るた...

印鑑証明がなくて予定が総崩れした週の話

印鑑証明がなくて予定が総崩れした週の話 印鑑証明一枚で狂う司法書士の一週間 「たかが印鑑証明、されど印鑑証明」。そんな言葉が胸に突き刺さった週がありました。たった一枚の紙が揃っていないだけで、予定していた案件は全部後ろ倒し。関係者には謝罪の...