共感と孤独の間で揺れる毎日
正直、この仕事をしていて一番つらいのは「孤独」かもしれない。同業の友人はいるけれど、みんな忙しくて深い話はなかなかできない。SNSで他の司法書士が「バリバリこなしてます」的な投稿をしているのを見ると、「自分だけがしんどいんじゃないか」って思ってしまう。でも、話してみると案外みんなギリギリのところで踏ん張っている。だから最近は、弱音や本音をもっと出していこうと思ってる。そうでもしないと、心がもたない。
同業者と話して気づく「みんなギリギリ」な現実
この間、数年ぶりに地元の司法書士仲間と飲みに行った。「どう?最近調子は?」って聞かれて、いつもなら「まあまあかな」って濁すんだけど、その日は素直に「キツいわ」と答えた。すると相手も「わかるよ、俺も最近ずっと胃が痛い」と。どこも似たようなもんなんだなと思った。普段はみんな黙ってるだけで、実は不安とプレッシャーと戦ってる。なんだか少しだけ、肩の荷が下りた気がした。
でも、愚痴を言える仲間は案外少ない
愚痴を言える相手って、実は本当に貴重なんだよね。仕事仲間でも、ちょっとした一言で「この人、信用できないかも」と思われたくないって警戒してしまう。だからこそ、黙って飲み込んでしまうことが多い。でも、それって本当は危ない。心の中に溜まったストレスは、必ずどこかで爆発する。だからこそ、こうやって文章にすることで、誰かとつながれたらと思ってる。同じようにしんどい人がいたら、「お互い様だよね」って言いたい。
だからこそ発信したい、弱音と本音
司法書士として、責任感を持って仕事をするのは当たり前。でも、完璧を装ってばかりいると、どこかで壊れてしまう。だから、たまには本音を出してもいいと思うんだ。弱さを見せることが、かえって誰かの支えになることもある。こんな時代だからこそ、「正直な言葉」が必要なんじゃないかと思ってる。肩肘張らずに、ただ「しんどいね」って言える空気が、もっとこの業界にあればいいのに。
「辞めたい」と思ったあの日を、ただの通過点にするために
実は何度も「この仕事、向いてないかも」と思った。辞めてコンビニバイトでもしようかと本気で考えたこともある。でも、なんとか踏みとどまってきたのは、「目の前のお客さんのために」という思いと、支えてくれる数少ない人たちのおかげだ。そして今、この文章を書いてる理由も、同じように迷ってる誰かに「俺もだったよ」と伝えたいから。辞めたいと思ったあの日が、振り返ればただの通過点だったと、そう思えるように今日も頑張ってる。