今日も登記と格闘中

今日も登記と格闘中 今日も登記と格闘中 朝イチから登記の波に飲まれる 朝のコーヒーを一口すする間もなく、パソコンを立ち上げた瞬間から戦いが始まる。登記関係のメールが山ほど届いていて、どこから手を付けていいのかわからなくなる。たった一人で切り...

誰かのために頑張る気持ちがどこかへいってしまった

誰かのために頑張る気持ちがどこかへいってしまった 朝、鏡を見るのがつらくなった理由 最近、朝に鏡を見てもうつろな顔しか映らなくなった。目の奥が疲れていて、どこか焦点も合っていない。かつては、朝の身支度をしながら「今日は何があるかな」なんて少...

気を抜くと涙が出そうになる

気を抜くと涙が出そうになる 一人きりの静かな事務所にて 地方で司法書士事務所を営んでいると、音のない時間がやたらと多くなる。朝、誰もいない事務所のドアを開けて電気をつけるとき、あの静けさに毎日慣れそうで慣れない。唯一の事務員さんは出勤時間が...

住所違いが呼ぶ地獄の補正劇依頼人のうっかりが全部こっちにくる

住所違いが呼ぶ地獄の補正劇依頼人のうっかりが全部こっちにくる 気づいたときにはもう遅い登記に響く住所ミス 司法書士の仕事で怖いのは、見落としではなく「見えているのに気づかない」ミスです。今回もそれでした。登記手続きの真っ最中、書類一式を提出...

誰かに甘えたくなる夜に思うこと

誰かに甘えたくなる夜に思うこと 心の奥底に押し込めた誰にも言えない弱さ 司法書士という肩書きは、信頼される仕事だ。だからこそ、いつも毅然としていなければと自分に言い聞かせている。だが夜、一人事務所に灯をともして書類を眺めていると、ふと、「誰...

静かなオフィスで静かに年を取っていく気がした

静かなオフィスで静かに年を取っていく気がした 静かなオフィスで静かに年を取っていく気がした 気づけば静寂だけが歳月を刻んでいた ふと時計を見ると、もう午後3時を過ぎていた。朝からほとんど声を発していない。電話も鳴らず、来客もなく、ただ淡々と...

事務所の片隅から独り言のように

事務所の片隅から独り言のように 朝の静けさに紛れて始まる一日 まだ薄暗い朝、電気ストーブのタイマーが作動して、冷えきった事務所が少しずつ温もっていく時間が好きだ。けれど好きだから早く来ているわけではない。ただ誰にも見られずに書類を開き、心の...

また電話が鳴る前に心の準備ができたらいいのに

また電話が鳴る前に心の準備ができたらいいのに 一日の始まりが憂鬱な理由 朝、まだエンジンがかかっていない状態で、最初に聞く音が電話の着信音というのは、正直つらい。司法書士という職業柄、電話の一本が依頼の入口であることもわかっている。それでも...

笑っただけで気づかれるくらい疲れてた

笑っただけで気づかれるくらい疲れてた 無理して笑った朝に言われたひと言 朝、コンビニでレジの店員さんに「おはようございます」と軽く笑顔を向けたら、「何かあったんですか?」と返された。その瞬間、胸の奥がギュッと締め付けられた。別に何かがあった...

気を遣いすぎて空回りする日々に疲れてしまった

気を遣いすぎて空回りする日々に疲れてしまった 人に気を遣うことは美徳か呪いか 司法書士という仕事は、依頼人や役所、関係士業など、実に多くの人と関わる。そんな中で「気を遣える人」は重宝される。だけど、それが度を越すとどうなるか。気を遣いすぎた...

カーテンを開けない日がある

カーテンを開けない日がある カーテンを開けない日がある 朝が怖くなることもある 仕事が忙しいとか、寝不足だとか、そういう表面的な理由も確かにある。でも本当は、朝が来るのが怖い。カーテンの隙間から差し込む光が、何かを責めるように感じる日がある...

正直に言うと今日もしんどかったけど仕事は待ってくれなかった

正直に言うと今日もしんどかったけど仕事は待ってくれなかった 毎日がしんどいのは甘えなのか 朝起きた瞬間から、「今日もしんどいな」と思ってしまう。40代にもなると、体力だけで乗り切るのは無理がある。でも、そんなことを言っても仕事は待ってくれな...

今日は何曜日か分からないくらい働いている

今日は何曜日か分からないくらい働いている 朝起きてまずカレンダーを見るようになった 以前は目覚ましが鳴れば、自然と「今日は火曜日だな」と体が反応していた気がする。だが最近は、スマホのロック画面を見て「えっ、今日って木曜だったっけ?」と本気で...

何も感じなくなってきたと気づいたときが一番のしんどさ

何も感じなくなってきたと気づいたときが一番のしんどさ 気づけば喜怒哀楽が消えていた ふとした瞬間に、自分の感情がどこかへ行ってしまったことに気づく。最近、怒ることも笑うことも、そして悲しむことも少なくなった。喜怒哀楽がないわけじゃない。けれ...

先生って信頼できますかと聞かれて詰まった日

先生って信頼できますかと聞かれて詰まった日 信頼って何だろうと問われた瞬間の動揺 ある日のこと。いつも通り依頼人と打ち合わせをしていた最中、ふとした沈黙のあとに飛び出した質問。「先生って、信頼できますか?」――真正面から目を見てそう聞かれた...