司法書士は孤独な仕事なのか本音で語ってみた

司法書士は孤独な仕事なのか本音で語ってみた 司法書士という職業を選んだあの日 司法書士という職業に惹かれたのは、正直「一人で完結できる仕事だ」と思ったからかもしれません。学生時代は野球部でチームワークが当たり前の世界にいましたが、社会に出て...

誰にも祝われない誕生日に湧いてくる静かな本音

誰にも祝われない誕生日に湧いてくる静かな本音 今年もひっそり迎えた誕生日 朝、目覚ましの音でいつも通り起きた。ふとカレンダーを見ると、自分の誕生日だった。特に感情は湧かない。ただ、「ああ、またひとつ年を取ったか」と静かに思うだけ。誰かから「...

完了通知は届くのに恋の通知は来ない僕の毎日

完了通知は届くのに恋の通知は来ない僕の毎日 完了通知は届くのに恋の通知は来ない僕の毎日 忙しさの通知は毎日届く 朝一番にパソコンを立ち上げれば、メールの未読がずらり。法務局からの電子完了通知、顧客からの確認依頼、郵便局からの配達完了メール。...

今日は誰とも話してない日がまた終わる

今日は誰とも話してない日がまた終わる 今日は誰とも話してない日がまた終わる 気づけば声を出さずに終わった日 夕方、ふと気づいた。今日は誰とも話していない。電話もメールもあったが、どれも事務的なやりとりで、声を出す必要がなかった。司法書士の仕...

心配されるのは仕事の進み具合だけ

心配されるのは仕事の進み具合だけ 誰もが気にするのは仕事の進捗だけ 朝、体調が悪くて顔色が悪くても、事務所に来た瞬間に飛んでくるのは「例の件、進んでますか?」という言葉。もちろん相手に悪気があるわけじゃない。そう、わかってはいる。でも、どこ...

予定表は空っぽなのに忙しい気がして疲れている

予定表は空っぽなのに忙しい気がして疲れている 予定表は空っぽなのに忙しい気がして疲れている 忙しくないはずの一日がなぜかしんどい 予定が何も入っていない。朝から「今日は余裕だな」と思ったのに、夕方になるころにはヘトヘト。そんな日が最近増えて...

本音を話せるのはキーボードだけじゃないと信じたい夜もある

本音を話せるのはキーボードだけじゃないと信じたい夜もある 画面の前でしか言えないことがある 誰かと会話していても、どうしても喉元で言葉が引っかかることがある。特にこちらが司法書士という立場だと、どうしても“ちゃんとしていないといけない”とい...

法務局でしか人に会ってない気がする日々

法務局でしか人に会ってない気がする日々 法務局でしか人に会ってない気がする日々 気づけば法務局が一番の社交の場になっていた 仕事柄、法務局には頻繁に通う。週に一度どころではない。気づけば毎日のように訪れ、受付の方の顔を自然と覚え、向こうもこ...

申請は積み上がるのに恋は始まらない

申請は積み上がるのに恋は始まらない 朝イチで届く申請依頼とため息 朝一番のメールチェック。開けば、例のごとく申請依頼が並んでいる。登記、相続、会社設立——まるで「俺に恋なんてしてる暇ないでしょ」と言われているようだ。件名を眺めているだけで、...

急ぎでお願いしますと言われて今日中ですかと聞くと空気が変わる日

急ぎでお願いしますと言われて今日中ですかと聞くと空気が変わる日 タスクが飛んでくるのはいつも突然 司法書士という仕事は、基本的に「予定通りに進まない仕事」だと感じています。静かな午前中だったのが、11時すぎの一本の電話で一変。「急ぎでお願い...

靴だけが頑張ってるような気がする朝

靴だけが頑張ってるような気がする朝 朝一番に気づく 靴底の削れた跡が語るもの 朝、玄関で靴を履こうとしゃがんだ瞬間、靴底の減りに気がつく。特に左足の外側だけ妙にすり減っているのが、なんとも自分らしい気がして、思わず苦笑いした。片道15分の通...

人生の登記簿はどこにも置いてない

人生の登記簿はどこにも置いてない この気持ちはどこにも記録されない 毎日のように登記簿を申請し、謄本を確認し、訂正の届出を出す。事務所の机の上には、誰かの人生が丁寧に記録された紙が並ぶ。でも、ふと気づく。自分の人生はどこにも記録されていない...

誰からも連絡が来ない夜が一番しんどい

誰からも連絡が来ない夜が一番しんどい 鳴らないスマホと静まり返った事務所 一日の業務を終えて事務所に一人残る時間、ふとスマホを見る。通知はゼロ。電話もメールもLINEも来ない。静まり返った空間に、自分の存在が薄れていくような気がする。昼間は...

涙の理由に気づくのはいつもひとりの夜

涙の理由に気づくのはいつもひとりの夜 ひとり事務所に響く静けさがやけに堪える日がある 普段はただの「静けさ」だったはずの事務所の音のなさが、どうしようもなく心に響いてくる日がある。朝から何件かの相談に対応し、法務局とのやりとりも済ませ、よう...

昼食を3日連続で冷やし中華にした俺の言い訳

昼食を3日連続で冷やし中華にした俺の言い訳 毎日のお昼が自己責任になるという現実 司法書士という仕事は、気づけば昼休憩もままならない日が多い。誰かと一緒に「今日は何食べる?」なんて会話はまずない。昼食は、あくまで「空腹を満たすための工程」に...