そろそろ限界かもしれないと思った朝に

そろそろ限界かもしれないと思った朝に 気づけば息をするのも重たい朝 ここ最近、朝がしんどい。寝たはずなのにまったく疲れが取れていないし、鏡を見ても顔色が悪い。司法書士という職業柄、朝から晩まで神経を張りつめているのが原因なのかもしれない。身...

職業柄弱音を吐けない日々の重さ

職業柄弱音を吐けない日々の重さ 職業柄弱音を吐けない日々の重さ 司法書士という肩書の裏側には、なかなか人には見せられない疲れや葛藤がある。誰かに「疲れた」と言いたくても、言った瞬間に「この人、大丈夫かな」と思われるんじゃないかという不安が先...

独立ってそんなに良いものか振り返って思うこと

独立ってそんなに良いものか振り返って思うこと 朝起きてまず思うことは今日も一人かという現実 朝、目覚ましが鳴る。寝ぼけながら天井を見上げて、「ああ、また今日も一人か」と思う。独立すれば自由が手に入ると信じていたが、最初に感じるのはこの孤独だ...

公図を信じすぎたあの日違う土地に全力で登記しようとしてた話

公図を信じすぎたあの日違う土地に全力で登記しようとしてた話 あの日の登記ミスは突然に この仕事をしていると、時折「なんでこんな初歩的なミスをしたんだろう」と自己嫌悪に陥る瞬間があります。その中でも、今回の「公図の見間違い」はかなり痛烈でした...

また相談してもいいですかがご褒美になる日

また相談してもいいですかがご褒美になる日 誰かに頼られることのありがたさ 正直、司法書士という仕事は「ありがとう」と言われることよりも、「まだですか?」や「急ぎなんですけど」が飛び交うことの方が多い。そんな中、「また相談してもいいですか?」...

あの日のありがとうがまだ胸に残っている

あの日のありがとうがまだ胸に残っている 静かな事務所に響いた一言 司法書士の仕事は、派手さも華やかさもない。地味に、淡々と、書類を積み上げていく毎日。田舎の一人事務所、スタッフもひとり。朝から晩まで二人きりの空間に、機械のように書類が流れて...

弱みを見せられないのは損だと頭ではわかっているのに

弱みを見せられないのは損だと頭ではわかっているのに 弱みを見せることがなぜこんなに難しいのか 「弱みを見せたら負け」──そんな感覚が、自分の中に根深く残っている気がする。若い頃から、どんなに苦しくても「平気な顔」をするのが当たり前だった。司...

今日の書類なんでこんなに多いのかと思った日

今日の書類なんでこんなに多いのかと思った日 書類に埋もれる朝はいつも突然に 朝、出勤して机に座った瞬間、目に飛び込んできたのは、昨日まではなかったはずの大量の書類。昨日の自分に「何も置いていかなかったよな?」と心の中で問いかけながら、ため息...

連絡がないだけで心がざわつく依頼人のことを思う日

連絡がないだけで心がざわつく依頼人のことを思う日 連絡が来ない それだけのことで心がざわつく 誰にでもあることだろうが、「返事がない」だけで気になって仕方がなくなる日がある。司法書士という仕事柄、こちらから進捗を報告した後、依頼人からの反応...

午前中に終わるはずだった補正対応が終わらない日

午前中に終わるはずだった補正対応が終わらない日 時間を見誤るという日常的な過ち 午前中にちゃちゃっと終わらせて、午後からは別の案件に集中しよう——そんなつもりで始めた補正対応が、気がつけば夕方になっていた。こんな日は年に数回…と言いたいとこ...

人の人生に関わるって思ったより重かった

人の人生に関わるって思ったより重かった 人の人生に関わるって思ったより重かった ただの書類仕事だと思っていたあの頃の自分に言いたいこと 司法書士を目指していた頃、正直言えば「なんか手堅そうな仕事」という程度のイメージだった。法律の知識が活か...

このまま年だけ取って何になるのか考えてしまう夜

このまま年だけ取って何になるのか考えてしまう夜 気づけば45歳 思ってたのと違う場所にいる ふとカレンダーを見た時、45という数字が自分の年齢であることに改めて驚いた。若い頃、なんとなく描いていた「大人の自分」は、もっと落ち着いていて、余裕...

恋愛よりもクライアントを優先してきた結果

恋愛よりもクライアントを優先してきた結果 恋愛よりもクライアントを優先してきた結果 司法書士という仕事をしていると、「一体いつ休んでいるの?」と聞かれることがあります。実際、土日祝も関係なく依頼が入り、恋愛どころか家族との時間すらまともに取...

この仕事が好きなのに心がついてこない日がある

この仕事が好きなのに心がついてこない日がある この仕事が好きだと自分に言い聞かせる朝 司法書士として独立してから十数年、毎朝、事務所のカギを開けながら「俺はこの仕事が好きなんだ」と自分に言い聞かせている。心からそう思える日もあれば、ただの呪...

ケーキに気づいたのは日付が変わった後だった

ケーキに気づいたのは日付が変わった後だった 誕生日すら見逃すほどの山積み書類と僕の現実 いつからか、誕生日という存在が自分の中で「記念日」ではなく「ただの締切前日」になってしまった。地方の司法書士事務所で、事務員一人と回している毎日は、驚く...